硫黄,Sulfur
名前 硫黄/サルファー Sulfur
分類 元素鉱物
グループ
化学組成 S
結晶系 斜方晶系
硬度 2.5 - 2.5
比重 2.05 - 2.09
屈折率 2.04
黄色
光沢 ガラス光沢
劈開 不完全/不平坦
断口 貝殻状
条痕
硫黄は火山の国日本では見慣れた鉱物ですが、大変美しい結晶を作り、見ごたえのあるよい標本がたくさんあります。日本の硫黄は火山ガスから結晶したものがほとんどですが、海外には火山のない産地もあり美しい結晶が出ています。硫黄の透明で彩度の高い黄色い色彩は他の鉱物には見あたりません。セレナイトや岩塩と同時に産出することはありますが、他の鉱物と共存した標本もあまり見かけることがありません。これらも標本としての硫黄の魅力を少し引き立てるかもしれません。
硫黄は臭いのある鉱物のように思われがちですが、硫黄は無臭の鉱物で、「硫黄くさい」とか「温泉のにおいがする」などのあの臭いは硫黄と水素の化合物で硫化水素(H2S/気体)の臭いです。もし、標本が硫化水素の臭いがするようでしたら空気中の水分または水素と反応して微量の硫化水素が発生しているかもしれません。アクリルケース等で密閉しましょう。近くに銀があると、溶かしてしまうかもしれません。また。熱伝導率が低いため温度の急激な変化は避けたほうがよいでしょう。冷たい結晶をあたたかい手でにぎるとひびが入る場合があります。雄黄(石黄)と見分けがつかない場合がありますが、雄黄の条痕は黄色、硫黄は白です。結晶系は95.3℃を境界に低いと斜方晶系、高いと単斜晶系に遷移します。硫黄はとても美しくコレクターにとっても魅力のある鉱物です。
大湯沼の硫黄
北海道には「大湯沼」と呼ばれる沼が2つあります。ひとつはスキーで賑わう「ニセコ」、もうひとつは観光温泉地「登別」にあります。ニセコの大湯沼は沼の底から硫黄ガス出ていて、このガスの気泡が水と接している部分が冷やされ水中で固まり中が空洞で黄色い色の球状の硫黄になって水面に浮き上がってきます。球状硫黄と呼ばれていて世界的にも珍しく有名だそうです。
この沼は以前はイギリスのハウエル社が硫黄の採掘をしていました。沼はこの球状硫黄が割れた破片で全体が黄色に見えます。一方、登別の大湯沼もこれと似たような沼で沼底からは硫黄ガスが噴き出ていて同じようなでき方で球状の硫黄を作りますが、こちらのほうは黒い球状硫黄です。この沼は鉄分が多く黒くなるそうです。水は透明ですが沼自体は黒く見えます。大湯沼でとれる黄色と黒の球状硫黄、面白いですね。


商品番号  SFU033
標 本 名 硫黄 <イタリア> (キャビネットサイズ)
産  地 Agrigento Province, Sicily, Italy
サ イ ズ 111x92x54mm/ 439g
価  格 ¥6,800

商品番号  SFU020
標 本 名 硫黄 <イタリア>
産  地 Agrigento Province, Sicily, Italy
サ イ ズ 80x80x40mm/172g
価  格 ¥7,400
説  明 鮮やかなレモンイエローのきれいな結晶です。母岩一面がカットされています。

商品番号  SFU019
標 本 名 硫黄 <イタリア>
産  地 Agrigento Province, Sicily, Italy
サ イ ズ 90x55x52mm/256g
価  格 ¥7,800
説  明 鮮やかなレモンイエローのきれいな結晶です。

商品番号 SFU038
標 本 名 球状硫黄
産  地 北海道ニセコ町大湯沼 
サ イ ズ 瓶:直径15mm、高さ28mm
価  格 ¥600
説  明

世界的に有名な珍品、北海道ニセコ大湯沼の球状の硫黄です。




Home